当たり前じゃーんと思った方は読み飛ばしていただいて結構です。それはずばり
読みから学習する
ということです。これが意外とできていない子が多いのです。そしてそういう子に限って漢字が苦手だったりします。おそらく
漢字の学習=漢字の書き取り
と考えている方が多いのが原因でしょうかね?
テストで漢字の書き取りが出されるという場合でも必ず、読みができてから書き取りに進みましょう。はっきり言って、
読めない漢字は書けません!
漢字の読みの練習から始めると嫌な顔をするお子さんも多いのですが、読みから学習した方が圧倒的に効率も良いのでぜひ、読みから練習してみてください。
なぜ、読みから始めた方が効率が良いのかというと
情報が多い方が覚えやすい
からです。読みがわからず、書き取りの練習をするということは、意味も分からず形だけを覚えることになります。これは難易度高いですよ~。
読みを練習して、漢字の意味を確認してから形を覚える方が楽なんですよね。読みを練習する時はできれば短文を音読するとよりGOODです。
たとえば
蝦蛄
上の漢字を読み方を知らずに覚えるのって難しくないですか?
こんな風だったらどうでしょうか?
おいしい蝦蛄(しゃこ)を食べる。
しゃこと読むんですね。私は知りませんでした。例文と読み方を加えると、
しゃこかー確かに「えび」っぽいよね。「えび」は漢字で蝦って書くね。えびもしゃこも虫っぽいから虫偏がつくんだな。つくりが「古」だから読みは「こ」なんだな。しゃこっておいしよね。
という風に漢字に様々なイメージや既知の漢字の情報を総動員して覚えることができると思います。
このように様々な情報を盛り込んで覚えると、覚えやすいというメリットのほかに忘れないとか忘れても思い出しやすいという効果もあります。
ぜひ、漢字を覚える際はまず音読!をしてみてくださいね。
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