北海道でも6月からやっと学校が再開されそうですね。
やっと中学受験勉強も落ち着いでできるようになりそうですね。
コロナウィルスの影響で大きく収入を減らした家庭もあり、中学受験者は減るのでは?という予想が一部でされています。
その一方でコロナ休校の対応を考えるとさらに中学受験熱が高まるのでは?という声もあります。
収入減で中学受験を諦める?
上記の記事によると
入試の面でいうと、新型コロナウイルスが経済に与える影響により不況に陥り、受験者数が少なくなることが考えられます。今年は14.3%となった受験率ですが、リーマン・ショック時の12%台にまで落ち込む可能性もあります。
としています。
確かに私立中学は魅力的ですが、受験にも入学後もお金がかかります。
コロナ不況に陥った際には中学受験者が落ち込む可能性はあるかもしれません。
また、公立の中高一貫校の札幌開成中等の人気が高まる可能性もありますね。
札幌開成中等では今年度、最初の卒業生が出ます。その結果や不況により受験者が大幅に増える可能性もあると言えるでしょう。
ただし、札幌で中学受験を目指す層には保護者が医療従事者や公務員という割合が多いように感じます。
それを考えると札幌では不況の影響をあまり受けないという可能性もあります。特に上位の中学でそのような傾向がありそうです。
中学受験者数がさらに増える?
上記の記事では、各私立学校の休校中の取り組みをあげたうえで次のように締めくくっています。
経済が厳しくなるからといった漠然とした印象ではなく、以上のようにシーンごとに具体的に見ていくと、案外中学受験人口は減らないのではないかと考えるようになった次第である。
正直、私立中学と札幌の公立の中学校の休校中の取り組みは比べ物にならないくらい市立中学の方が充実していたと思います。
緊急事態宣言を全国に先駆けて行った北海道ではほぼ3か月という長い間学校が休校になるという非常事態に陥ってしまいました。
東京や広島など一部の公立学校ではオンライン学習が行われましたが、北海道の多くの小中学校ではプリントを配るだけという少し物足りない対応に終始したように思われます。
コロナウィルスは今年度中に収束するとは限りません、今後もこのようなことがある可能性を考えると手厚い対応をしてくれる私立中学を目指す人は減らないのではないでしょうか?
高校生はどうなのか?
高校生はどうなのか?と考えると高校では公立高校でもオンラインや課題のやり取りをして比較的充実した教育活動ができている高校もあるようです。
しかし、高校3年生の様子を見てみると、高2までに受験範囲が終わっている私立中高一貫校勢に比べるとどうしても出遅れてしまっているように思われます。
この時期、予備校もオンラインに移行しているものの対面のようなきめ細やかな指導が受けられず、模擬試験も延期や中止が相次いでいる影響も大きそうです。
まとめ
こうしてみてくると、少なくとも札幌圏では中学受験者は減らないのではないかと思われます。
経済面で厳しい家庭は公立の札幌開成中等を目指すかもしれませんね。
今後はオンライン環境が整っているかが受験中学を決めるカギになるかもしれませんね。
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